滞りがち。

どうも最近書くことがなくて。

ああ、昨日は脳死からの心臓移植ありましたな。面白そうだったのに、がんばって見に行けばよかった。ちなみに執刀した助教授は、テレビで見る方が実物よりも若いです。髪染めたのかな? 人工心臓から離れた患者さんが自宅ででも自由にダブルユーを見れるようになることを祈るばかり。

ダブルユーといえばきのう「うたばん」に出ていて、「どっち派?」と聞かれるといつも迷わず「辻派」と答えていた僕ですら、加護亜衣(あってる?)の二の腕の野太さたくましさにびっくりうっとり。いやあ、いくとこまでいっとりますなあ。

そういえばもう2週間前に読み終えたのに何もコメントしてなかった。「陋巷に在り」全13巻(新潮文庫)。酒見賢一氏が10年をかけて執筆した、孔子モノ大スペクタクルファンタジー風味大河歴史小説。下は最終巻の表紙をご紹介。

陋巷に在り〈13〉魯の巻

陋巷に在り〈13〉魯の巻

孔子とその弟子・顔回を主人公とし、孔子が魯の宰相として腕を振るった数年間を、大胆な味付けで小説化している。主人公たちは異能の人々として描かれ、呪術が縦横無尽に使われる。歴史書には名前しか登場しないような人物も強烈なキャラを与えられて蘇り、その中の一人・悪傑などは、書いている作者本人が嫌悪感に苛まれるほどすさまじいキャラになっている。歴史小説にありがちな男臭いばかりの作品でもなく、媚術を使う妖艶な美女たちも登場。ファンタジーしか読まない人でもすっと入っていけそう。むしろそういう人にオススメかも。非常に楽しかったですよ。

しかし、1巻を読み始めたのはもう1年半前だから、最初の方の話を随分忘れてしまった。コメントしようにもこれを思い出さなければ。というわけで、ぼちぼちと1巻を読んでおるところでございます。