まずは一曲。

かねてより作曲中だった組曲の第一曲だが、昨日団長さんの危機を聞いてから一気に筆が進み、まずはなんとか完成した。昨日の段階ではト長調で終わる予定だったが、転調に転調を重ねた挙句に結局出だしと同じイ長調に戻ってきた。ソプラノの最高音の絶叫はAのままだけど。イ長調の引力が強かったということなのかな。

今日完成した第一曲はアカペラだが、第二曲と第三曲はピアノ入りになる予定。組曲としては変な構成だ。じゃあ第一曲もピアノ入りにすればよかったじゃないかと言われそうだが、ピアノ要らなかったんだもの、仕方ないじゃん。今後形になっていく第二曲、第三曲もそうだが、ここ数ヶ月感じたこと、僕の祈りを、つたない筆ながら凝縮したつもりだ。出来上がったものを見ると自分の未熟さに恥じ入りそうになるが、これが今の僕のすべてだ。しかたがない。

みずぼうそうの痕をかきむしって皮膚の下に感染を起こし(蜂巣炎、蜂窩織炎)約一週間入院していた甥っ子が退院してきた。甥っ子が安心して寝られるように、屋根の修理のために泥だらけになった部屋を一応掃除したが、それでもかなりの惨状。甥っ子が非力ながら手伝ってくれた。もうすぐ4歳になる。保育園でもそろそろお兄ちゃん扱いが始まるだろうが、成長してるなー、と実感。でも夕方車の中で寝入ってしまい、祖父が起こしたら不機嫌が爆発して「じいちゃん、死んでしまえ」などと言いたい放題。ここらへんはやっぱりまだ3歳児。水戸黄門が始まると上機嫌だ。