うたうたう

3月20日に行われるS高校の定演において、ジョン・ラター作曲「Gloria」に賛助出演することになっているのだが、今日はその練習。なかじー先生はラターの大ファン。S高は女子高だが、「Gloria」は混声の曲なので、なかじー先生ゆかりの合唱団から男声を引っ張ってきている。S高OBも含めると160人の大合唱団となっている。

「Gloria」の伴奏は、金管楽器+打楽器+オルガンというかなり珍しい編成。ラターはフルオーケストラ版も書いているようだが、そうなると合唱は300人は必要だろう。この曲はテンポが速く口がついていかない。毎日練習している在校生はもう慣れたものだが、女声でもOBや、年配の人が多い男声は四苦八苦。

まずは音楽室でピアノとの練習。その時点でテナーが崩壊気味。そこでオケとのあわせではトップテナーに混じってみた。音はばっちり取れる。しかし外国人作曲家のテナーは高い!やっとこさでGが出る程度の僕ではAsの連続は歯が立たない。全体で見ても、せっかくオケが来てくれているのに、完全に迫力負けしたしょぼい演奏しか出来なかった。オケの金管の人たちは「控えめに吹きました」と言っていたそうなので、コレは本気にならないとやばいぞ。

さらに連続で久留米カンマーコールの練習にも。ここでショッキングな報告。めずらしく団長さんが休みだと思っていたら、脳の動脈瘤で倒れられたそうなのだ。今のところ命に別状はなく、意識もあるそうだが、動脈瘤の出来たあたりにはきわめて重要な働きをする部分が密集していて、手術が非常に難しい。団長さんは、かなりのリスクがあることを承知の上で、手術を受けることを決意されたそうだ。どうかがんばって、ぜひ無事に生還してほしいと祈るばかりだ。