マラソン(チャリで)

福岡→久留米間は40kmちょいくらいなので、ちょうどマラソンの距離。そこを昨年末に修理すべきところを修理して超調子いいチャリで帰る。福岡市を脱出するところくらいまでは調子がよかった。徐々に疲れがたまり、筑紫野に差し掛かったところで心臓破りの超長い坂。悪いことにはiPodの電池がここでちょうど切れた。途中であきらめてチャリを押してのぼる。そのあとも激しい上り下りが続く。なんだ、この道。自動車道の方は割りと平坦なのに。作り方が間違っている。いつもよく知っている基山→鳥栖→久留米に至る道は、知っているだけに長く感じる。疲労困憊で家に着いた。タイムは2時間20分ほど。ん?マラソン選手と変わらんって事か。おそろしや、マラソン選手。

家に帰ると様子がおかしい。午前3時半だというのに玄関のドアが開けっ放しであちこちの電気がつきっぱなし。強盗でも入ったのかと思って恐る恐る家に入って確かめると、どうやら昨日から具合の悪かった甥っ子(3歳11ヶ月)がひきつけを起こしたようだった。母親のケータイに電話して確かめる。あとしばらく、というので待っていようかと思ったが、しこたま飲んだ上に福岡から久留米までチャリをこいで帰ってきたのだ。眠くて眠くて、耐えられなくなって5時前に寝た。

結局甥っ子が帰ってきたのは午前9時半ごろだったが、僕は気づかず12時半くらいまで寝ていた。友人は9時半くらいに、今から新幹線で東京に帰るというメールを寄越したので、それに返事だけしてまた寝たのだが、その頃に甥っ子も帰ってきてたみたい。起きていくと義弟の膝で寝ているが、どうも熱でうなされているみたいで、だっこしてるのに「だっこしてー」とか、「こわい、こわい」とひたすら連呼したり、言っていることが支離滅裂だ。目もうつろ。左足の付け根のかなり広い範囲が腫れている。そこを痛がっているみたいだ。連れて行った救急病院の先生がちっとも見てくれなかった、と母親や義弟は立腹していた。参ったなあ、明日から見学に行く病院なんだけど(苦笑)