最近のJ-POPをいろいろ聴いてみた

カラオケに行くとまともに歌える曲がないことにだいぶ前から気づいていたが、そろそろなんとかしないとホントにオヤジ化してしまうと思いレンタル屋でシングルを15枚借りて聴きまく、いや、録りまくっただけで聴くのはこれからだ。

とりあえず一番よかったのはmihimaru GTだった。Lisaがボーカルしてたころのm-floを思い起こさせるカラフルさがいい。もちろんいろんなアーティストを起用して意欲的に実験を繰り返す今のm-floの楽しさを否定する気はないが、Lisaのあの声がよかったんだよなぁ。mihimaruのhirokoの声は広末涼子をパワフルにした感じで、なんだかすごくいい。miyakeのラップは少々ビミョーだが、なんと言ってもキャッチーなメロディとバシッとキマったアレンジはこの人の手になるものだ。超歯切れのいいギターカッティングもこの人が弾いてるのかな。最近聴いた曲の中でいちばん気持ちいいギターだった。

ジブリ新作「ゲド戦記」のテーマ曲「テルーの唄」はちょっと?だったなぁ。作曲はお久しぶりの谷山浩子だが、手嶌葵の歌い方がまんま谷山浩子で、デモテープの真似して歌っただけって感じがした。これなら谷山さん本人が歌えばいいじゃん?映画のストーリ上若い人に歌わせる必要があったかもしれないけど、最近のCMにあったように少女の声をおばちゃん声優がやるなんて当たり前。若いというだけで半ば趣味の範疇で起用したはいいが表現力のかけらもない棒読みカマして映画をぶち壊しにした挙げ句に監督がそれに気づいてなくて手放しの絶賛に観客ドッチラケ……ってのは最近のジブリのパターンだよな。葵ちゃん、これからがんばってね。