サグラダ・ファミリア

ガウディが残した未完の大聖堂、サグラダ・ファミリア
高校の頃にその存在を知った頃には「完成にはあと100年か200年かかかる」とされていましたが、近年の建築技術の発展、建築機器の利用のおかげで、なんと2030年ごろには完成する見通しだというじゃないですか。
生きている間にサグラダ・ファミリアの完成形が見れるなんて!
それまでにスペイン語ぺらぺらになっとかなきゃ!
いや、なによりそれまで健康でいなければ!
(あと24年)

そういえば昨日は臼杵の石仏を見に行ってきました。
巨大な建築や彫刻はいつ見てもいいものです。
もとが軟らかい凝灰岩なのでずいぶん崩れ落ちていましたが、
仏様はみんないい顔をしてました。
それより面白かったのは、信者さんたちから奉納されたと思われる大日如来のレプリカ。
その表情は、レプリカにもかかわらず信者さんたちの心境を表すかのように一つ一つ異なっている。
苦悩を表すように眉間に皺が刻まれたように見えるもの。
なんともいえぬ和やかな表情をした、ななめ20度からの角度のもの。

一緒に行った彼女がどう思ったかは知らないけど、
歴史ある宗教施設は何教であれ、心のささくれ立ちを収めてくれるような気がします。
バチカンのサンピエトロ大聖堂なんかもたまらんもんがありました……
サグラダ・ファミリア見たらいったいどんな気分になるんでしょうね。