てーべー君到着。地震に負けない心2

3月21日、ヒュンダイTBが納車となった。愛称はTBをドイツ語読みして「てーべー」に決定。ちなみに医療関係者が「テーベー」というとtuberculosisすなわち結核を指し、合唱関係者が「テーベー」というとtenor & bassすなわち男声を指す。

それからすぐ、てーべー君に乗って新宮で行われた香椎高校吹奏楽部の定演を見に行った。買ったばかりの車に乗って遠乗りするのはちょっと不安だがわくわくする。やや固めのシートはすわり心地が良く安定感がある。室内は質素だが「安っぽい」というほどまではない。もう少し収納があるといいな。トランスミッションはやや吹かす傾向。この辺が「カタログほど燃費が良くない」といわれるゆえんだろう。アクセル同様ブレーキも軽く踏んで効くので急停車してしまった。カーオーディオはADDZESTのCDレシーバ（50W×4）で、出力には余裕がありそうだ。しかし、スピーカーがすべてドアについているので、音漏れがかなりありそうだ。

途中まではすいすいといっていたのだが、大宰府の先で案の定渋滞している。やはり出発が少し遅かったか。引きかえして大宰府ICから高速に乗る。ほんとのこというと高速での走りを確かめたかったのだ。135キロまで出してもヨユーの表情。ハンドルが安定している。エンジンは3000回転くらいで振動もなく、窓の外で風が逆巻く音も135キロ出ている割りには聞こえない。もっとも先代ランサー君はエンジンいかれ気味で、DOHCエンジンのくせにベタ踏みで120キロしか出なかった。ハンドルもやばかった。軽のヴィヴィオちゃんと比べても外力に対してすこぶる弱く、わずかな道路の凹みで簡単にハンドルが持っていかれてた。まあ、このくらいの性能はどこの会社の新車だって変わらないんだろうけど。それ以前に、高速で135キロなんか出しちゃいけません。地震の影響で50キロ規制だったのに。

無事、開演20分前には到着。会場となった「そぴあ新宮」は最近建ったものらしく音響重視のコンサートホール。客席の座り心地もなかなか。曲目はバラエティに富んでいて、演出もすばらしかった。前日は地震の影響でまともなリハーサルは出来なかったとうかがっていたが、それだけに入魂の演奏が聴けた。第3ステージで「卒部式」をやっている最中に少しグラッと来たが、彼女たちは（男子部員は3人だけ！）負けずに最後まで演奏会をやり通した。

帰りは下道。渋滞。シートの座り心地が多少良くてもこれは疲れる。昨日は飲み会だったし、食後7時間以上で空腹に加え、新車特有のにおいでかなり気分が悪くなった。