第二曲完成

昨日の20時過ぎから今日の朝7時ごろまで飲み騒いでおりました。朝まで飲んだのは久しぶり。3時間しか寝ていないというのに飛ばした飛ばした。最後に入ったカラオケでも4割は僕のマイクだった。

3時間しか寝ていない理由は第二曲「四月の雨」を完成させていたからだ。楽想が湧いている最中に中断して寝ることなど出来はしない。20日の朝5時半までかかって一気に書き上げた。興奮が続いて6時半くらいまで入眠できなかった。作詞者の小池昌代さんから作曲およびコンクール応募を快諾くださるメールが届いていたことも力を与えてくれたものの一つかもしれない。

いい曲が出来たと思う。自分の限界に挑戦するなどといえば聞こえはいいが、所詮下手な小細工を無理に使おうと思っているから難航している第三曲「流星」と違って、この「四月の雨」には小細工ナシ、自分が美しいと思えるものをすべてぶち込んでみた。汚らしいものも徹底的に排除。ウソ臭いくらい上澄みだけで出来てるような曲かと思いきや、イク寸前なのを見てちんぽを抜くようなソプラノへの意地悪も忘れてはいない。

昨日は朝10時から合唱団の集中練習。11時過ぎに遅刻ながら行き、12時前にいったん解散、昼休みとなった。さっき遅い朝ごはんを食べたばかりだったので、出来立ての「四月の雨」の譜面を出し、自分で書いたピアノ譜が人の手で演奏可能かどうかを確かめるべく練習場のピアノを借りることにした。僕は基本的に、譜面を書くときに楽器を使わない。僕にとって作曲や編曲とは、頭の中に流れてくる音を書き取る作業である。だから書いた譜面が演奏不可能であることが割りとしばしばである。

今回も、難しかった。それなりにきれいな響きが書けてはいるようだが、いやこれは、ピアニストは苦労するだろうな、と思いつつ、つっかかりつっかかり弾いた。二回目には本来のテンポより少し遅いくらいのところで何とか弾けるので、職業ピアニストならば一日あれば完璧だろう、と安心した。一通り弾き終わると、練習場でご飯を食べていた合唱仲間が口々に声をかけてきた。すごくいい曲だったそうである。これまた安心した。自分でいい曲と思っていてもそうではないことがしばしばだからだ。はまちゃんなんか、一通り曲を聴いた上で歌詞も読み、「演奏予定ないんですか。これ歌いたいなー」とまで言ってくれた。嬉しい。作曲者冥利とはこのことだ。

今日は甥っ子の4歳の誕生日。僕自身が面白い、こういうの欲しいと思ったhttp://www.choroq.ne.jp/bob/13.htmlをプレゼントに買ってあげた。「ぼくこれあかちゃんのときみたよ」などと言いながらも早速気に入ってくれたようで、3時間ほど延々と遊び続けた。いったん完全にばらばらにした後、僕も随分アシストはしたが、元通りに組み立てたりもした。そのうち助けなしにも組み上げられるようになるだろう。僕は釘を打つのなんかが下手だったので、ぜひ器用になって欲しいと思う。