実りの少ない一日。

今日から二階部分の屋根の修理が始まった。二階には僕の部屋があったのだが、昨年の1月頃、激しい雨の日に雨漏りが始まり、避難・占領したのが今の部屋である。かつては妹の部屋だったところだ。いまや応接セット一式が持ち込まれ、完全に越後屋の事務所としての体裁が整っている。一方であるじに見捨てられた二階の部屋はそれから一年、天井はふやけて半ば落ち、そこから青空が透けて見えるような惨状となり、このままでは母屋も危ないという状況になってようやく始まった修理なのだ。

瓦を投げ落とす落下音と破壊音で目が覚めた。今日は何をしたんだろう、と考えるとなんだか何もしていないような希ガス類地に血。じゃなくて、気がする一日。甥っ子の見舞いにも行ったしブーメランの練習もしたしめぐっちょとお茶もしたし少しは勉強したし作曲もちょっとだけ進んだけど、すべてが中途半端で、結局何もしてないのと変わらない。建国記念日だというのにモトリー・クルーなんか聴いてたし。