病院見学3日目。〜呼吸器科の一日。

甥っ子の病室を訪ねたあとに呼吸器内科医局へ。大学の呼吸器科ではひたすら肺がんだったので、肺がん以外の患者さんを見たいというのが呼吸器かを選択した理由。最初に出てきた先生がロック親爺というかかまやつひろしというか、とにかくびっくりした。

その後に学生実習担当に出てきた先生も最近のJ-POP系ロックヴォーカリストっぽいいでたち。まあ簡単に言えばイケメンなのだが、すごく“できる人”だった。いきなり喫煙室にこもったのにも驚いたが(こ、呼吸器内科だよね?)、そのあとの診察や患者さんとの会話、僕への説明、あらゆる点でその手際のよさに舌を巻いた。救急部(朝イチの仕事は、前夜に運び込まれた呼吸器科のコンサルト・処置待ちという患者さんを診て回るコト)では気管支鏡を覗かせてもらい、午後の処置では気管支鏡を気管に挿入する手前(声帯を見るところ)までやらせてもらえた。非常に楽しい一日だった。

これで3日間の日程が終わった。ここで研修できるのなら、十分な実力を身に付けられそうな気もしてきた。でも東京進出の話も捨てがたくはある。そっちの線も考えていこう。

そのあと城島に。児童劇団「城島キッズカンパニー」の公演に際して作った『風のまつり唄』(デモ版がMuzieで聴けます)を、本公演で共演した少年少女合唱団が城島町合併50周年記念式典で歌ったところ非常に好評だったそうだ。「CDはないのか」「町自体は久留米市への合併でなくなってしまうが、イメージソングとして使えたら」という話があったとのこと。作曲家冥利に尽きるとはこのことだ。さっそく録音してみようかと思ったが、やってみると声の粒が揃ってないのがばればれ。来週しきりなおすことになった。難しいものだ。

サッカー、対北朝鮮戦は本当にすばらしい試合だった。北朝鮮のパスワークは最高だ。せっかくジーコ監督が国内組だけで勝負をかけたのに全然パスがつながらないのに引き換え、北朝鮮のパスワークはすばらしいの一言。あのまま引き分けでもよかったとは思うが、決勝点のゴールには本当に興奮した。思わず立ち上がり、両手のこぶしを突き上げて雄叫びを上げたほどだった。6月のアウェー戦もこんなすばらしい試合が見れたらいいな。