産科婦人科8日目。

今日は 国立病院機構 九州医療センター の見学。産科婦人科では5箇所の見学先に一人ずつ派遣するのだが、よりにもよって一番集合時間の早いところを選んでしまったと悔やみつつ、氷のような風に吹かれながら地下鉄からとぼとぼと歩いて、福岡ドーム横の巨大病院へ。8時に来ても今日は手術日でもない。カンファレンスに参加したあと、前半は病棟見学。大学病院でもよく見るような手術後の消毒・ガーゼ付け替えや点滴ルート採りがほとんど。正直退屈。

でも後半の外来見学では、大学ではまず見ることが出来ない妊婦検診をたっぷり見学。病院と名のつくところでこんなに明るい雰囲気に満ちた診察室もないだろう。特に夫婦揃ってエコーの画面に映し出された赤ちゃんを見ながら「あ、動いた」「指しゃぶってますね〜」などと話し合っている様は実に幸せそうで、産科の医者をやる楽しさというのはここら辺にあるのかなと感じた。

午後帰ってくると、冷たい風に吹かれたせいか、かなり気分が悪くなった。まだまだ風邪は治りきっていないらしい。3時間ほど寝たが、起きるとかえってぼわぁっとして、しかも寒気がする。あったかい鮭の糟汁で寒気は少しおさまったが、やっぱり本調子とは言い難い。明日は飲み会だし、あさっても飲み会だし、しあさっても結婚式という名の飲み会。はああ、体力持つかなあ。