忙しすぎる一日

2月5日に行われるかっぱさん・ふーちゃんの結婚式・結婚披露宴のための打ち合わせが、11時から八女の「けんさいらんど」練習場(関係者は「倉庫」と呼んでいる)であるというので、車を飛ばして行った。その場で出し物の台本が配られて、配役も決まった。おそれ多くも新郎のかっぱさん役をおおせつかってしまった。

13時から福岡で合唱講習会があるので急いで帰ったが、13時に着ける電車には間に合わず、30分遅刻での参加となった。講師・向井正雄氏の指揮で4曲の東南アジアの合唱曲を歌った。これは向井氏が指揮する三重県の合唱団「EST」がかつて取り組んだ曲で、うち3曲はインドネシアやフィリピンの民謡を現地の作曲家が合唱用に編曲したものだったが、完全にオリジナルの曲もひとつあった。フィリピンのフェリシアーノ(1941- )という作曲家の作品「Pamugun」(雀)。「EST」が合唱コンクールの全国大会で金賞をもぎ取った曲だ。雀と猟師の対話の形になっているフィリピンの早口言葉に曲を付けたもので、超高速の歌詞とパーカッション風のヴォーカリーズが楽しい。が、激ムズである。他の合唱団の人はけっこう音取りをしてきている人が多かったのだが、僕は暇がなくて初見だった。でも初見なら得意。この曲は一緒に参加したみきちゃんも気に入っていて、ぜひどこかで歌いたいと話し合った。

うちに帰る途中、倉庫にもう一度来いというメールが入ってきたので、疲れた体に鞭打ってもう一度出かけた。すでに車の中でくらくらする。声がおかしくなっている。風邪が悪化してきたらしい。例の台本を一度通して散会となり、9時半にうちに帰ると寒気までする。まあいいや、婦人科で患者さんを紹介してもらうのは木曜日だから明日学校に行ったってどうせすることもないし、明日一日ゆっくり休むか!