産科婦人科3日目

12時半に登校。一日くらいカンファに出なくても大丈夫だろう。しかし患者さんのところに行ってみたら、おなかの赤ちゃんの元気がなくなってきてて、あさって以降、早ければ今日にも帝王切開することになるかもしれない、と不安がっていた。うーむ、しまった、こういうことならワケわからんでもがんばって朝のカンファに出とかないかんかった。かといって泊り込みで帝王切開に付き合うような気合も入らんし。ま、あしたからちゃんとしよう(爆)結局今日は学生控え室で馬鹿話して「のだめカンタービレ」読んで帰ってきた。馬鹿か、俺。

そうそう、昨日その馬鹿話の中で「吸引分娩ってあの便所にある吸盤みたいなやつでシュッポンって赤ちゃん引っこ抜くんやろ、ありえーん」とか言っていたら、母によればほかならぬ自分が前期破水してしまったために吸引分娩で生まれてきたのだそうだ。しかもその時の説明が「便所掃除のアレみたいなつばつけられて……吸われとるけん頭がこげんエイリアンのごつトガって出て来たったい」。あはははは。これはショッキングだ。笑うしかなかったよー。


桶川のストーカー殺人事件の二審判決は、被害者の訴えを無視し告訴状まで改ざんした警察の責任を一切認めないという、ありえない判決が出た。警察は仕事をサボりたかったら書類を好きなように書き換えてもいいらしい。そして被害者はどんなに命の危険を訴えても警察には助けてもらえないということになるらしい。ふざけるな。秋山寿延裁判長は三権分立の意義を二重に踏みにじった。一つめは、司法が警察という行政装置に擦り寄った形の判決を出したこと。二つめは、三権分立の下にあっても司法が治安という行政の一機能に対しても一定の責任を負っているということを忘れ、治安の悪化をむべなるかなとするような結論を導いたこと。まじでこの裁判長、死んだ方がいいと思う。